息子と二人暮らし

4才児と二人暮らし。子供とのやり取りと日々の妄想のまとめ。

もし突然街にゾンビが大量発生したらの話

私たちが暮らしている街が突然ゾンビだらけになったら。

そんな妄想の論争をうみへびとよく繰り広げる。
うみへびとは私のバディーでありゾンビ映画を三流ぐらいまで片っ端から見潰してるゾンビオタクである。だがしかしジャパニーズホラーを物凄く怖がり夜はこだま電球じゃなきゃ寝られないほどのチキンだ。

まず大切なこと、それはゾンビのステータスだ。
走る、飛ぶ、階段をのぼる。これらのことが出来るかはかなり重要な問題になる。走れるとなると徒歩での逃走はまず危険だ。かといって車での移動はガソリンがいる。自転車は囲まれたら終わりだ。

次に、人間以外のゾンビはいるのか。犬猫ならまだしも、虫や鳥は本当に厄介だ。ゲームのようにでかい虫ならドアを閉めればいいが、アリなどの小さな生き物までゾンビになられると、室内も危険におかされる。山奥に逃げるのは自殺しますねという遺言に過ぎない。

等々、様々な論争の中で最も生き残れるベストな方法を編み出す討論である。

武器選びも重要だ。銃は弾の減りが激しいし、爆弾は入手が困難な上に自衛隊にでも足を運べばたちまち元自衛官ゾンビに返り討ちにあうか、少ない武器の奪い合いで人間同士の抗争になりかねない。人の命まで気にしている場合ではないのだ。

かといって包丁やホラーゲームでは聖剣的存在のエクスカリバールは殺傷能力にかけるし囲まれたら圧倒的不利。私たちのスタミナは無限ではない。


根本的に考え方が違うのだ。

戦おうなんてもってのほか、我々はゲームの主人公ではない。家から一歩出てゾンビ一匹倒せたとしたら、それは奇跡でしかない。なんの躊躇もなしに隣人や家族の脳天をぶち抜くほど、人間は強くはないのだ。

大切なのはいかに隠れながら生き延びるか。これにつきる。誰にも発見されずに、食糧を少しずつ運び込み、ゾンビになってしまえば家族を諦め、建物でおとなしくしているしかないのだ。

「おれがもしゾンビになったら、迷わず頭に一発くらわしてくれ」

そううみへびは言ったが、丁重にお断りする。

万が一殺そうと試みて返り討ちになったらどうする。私は女だ。いくら相手が血肉腐った屍であろうが、背丈とパワーのリーチですぐにやられるに決まってる。噛まれて人生ジエンドだ。コンティニューは出来ない。

まずはお前が見えない所まで逃げる。お前はお前でその辺の肉でも貪っていてくれたまえ。


こう言う妄想を普段からして、いざそうなったときに真っ先にゾンビになるのが私だ。なぜなら私はヒーローではない。ウォーキングデッドでもここまで弱いやつは生き残ってはいないだろう(見てないけどな!)

私は私という人間が少しでも生き残れるように、ブログでも更新することにするよ。快適なゾンビライフを皆に提供できるように毎日ゾンビの画像をブログに載せることにす……かゆ…うま