そば大好き芸人に呼ばれたい話
ハマったものはとことんハマる精神。
オタク気質と言うべきかマニア気質と言うべきか。皆でバルスを共有するよりかはムスカの生い立ちを深く考察しているほうが面白い。
私は「タニタ」とツイートしました(どや顔)
お世話になっているタニタさんには少しでも貢献しておこうってね。ごますりすり。
ちなみにゆうだいくんにも定期的にブームがきます。彼もまたとことんハマるタイプなのである。さけるチーズ、フェットチーネグミと始まり、今彼の中でハマっているもの、それは「そば」である。
どうです。またおじさんみたいなの出てきたでしょう。彼は4才の皮をかぶったおじさんなのです。おぼっちゃまなおじさま。おじっさま。
そばってたまに何となく食べたくなったりするものだと思っていたし、むしろ私の場合年越しに食べれればそれでいいかと言うぐらいには頭の中にそばという言葉は浮かんできません。そして年越しも何もそばでなくてもいいかな、ぐらいにはそばってわりとどうでもいい存在です。
きっかけは、天ぷらが食べたくなって蕎麦屋に入り、熱いとめんどくさいな。そうだざるそばにしよ、くらいの簡単な理由だったような気がする。
すんげえうまいと言うわけでもなく普通のそば。うん、そば。はい、そば。
そのそばにハマったのはなぜなのか、真相はよくわからない。ざるそばの少量だけつけて食べるその動作が子供のつぼにはまったのか?そう思ったがどうやら違うようだ。温かいそばも食べるし、ざるそばを食べているときのゆうだいくんは「この麺を入れるのが大変なんだよな」と愚痴をこぼしている。
彼は4才にして、そばの美味しさに気付いてしまったのだ。ラーメンにもうどんにもない、そば独特の旨さを知ったのだ。
私の父はどこに行ってもラーメンを食べるラーメン狂である。行ったことのない店に始めて入ってもラーメンを頼んでおけばまず間違いない、父はそう言うのである。
私の母はどこに行ってもカレーを食べるカレー狂である。行ったことのない店に始めて入ってもカレーを頼んでおけばまず間違いない、母はそう言うのである。
そんなマニアのサラブレッドの私は全く食に関心がない。店長のおすすめみたいなのをいつも頼む。
最近ではゆうだいくんがどこへ行ってもそばを頼む。ラーメン屋だろうがファミレスだろうが「そばないの?」と言う。
ショッピングセンターのフードコートを見れば周りのファミリーは皆、マックを食べている。中身がおじさんなのにハッピーセットには興味があるからおもちゃ欲しさに釣られることもある。だがしかしそばが食べたい。
そう言うとき彼は私に「お願いなんだけど、ままがハッピーセット頼んでくれない?ゆうだいくんはそば食べるからさ」泣く泣くハッピーセットを食べる大人。と、その横でそばをすするゆうだいくん。モグモグマック美味しいです。
渋すぎる。
渋い俳優でグーグル検索をかけると大体40代の俳優が出てくる。いつかうちのゆうだいくんもその枠に入ることだろう。
渋柿も干しておけば甘くなる。そうだゆうだいくんも洗濯物と一緒に干してしまおう。そんでジャニーズみたいな可愛らしい男の子になってもらおう。
私は楽天で子供一人干しておける洗濯ばさみを探し始めるのである。