うちのばあちゃんを国の宝にする話
そういや一昨日じいちゃんの誕生日だったので本人たち忘れてるかもと思い電話を掛けた。
だがしかし「忘れてたのに思い出してしまったから年取っちゃったよHAHAHA」って言われてなんか私悪いことしましたか?って気持ちになったんだよな。
じいちゃん70ですよ若いよねえーなんか話す度にばあちゃんが死ぬ準備してる話されるんだけど正直現代の日本の医学じゃ死にたくてもまだ死なせてもらえませんよって思ってるんだよな
彼らには長生きしてもらわねば私が腐ってしまう(精神的に)
あそういえば漬け物もらうことになったから近々押し掛けよう。ばあちゃんの味こそ国宝にしてもらいたいものだ。失われてはいけないものの一つよな。うちのばあちゃんのこと特別重要文化財に指定してくんないかな。ね、日本の偉い人?
一人っ子の友人関係の話
ごぶさたでございますね。
暇な時間潰しにスマホを英語にして自分に苦行を与えるドM思考に至った結果自分の英語力のなさにアプリを開くことが苦痛になっていたと言うのが最近のお話。ちなみに英語わからなすぎて設定画面開くのすら億劫で英語のまま使ってる。慣れって怖いね。
さて、うちの一人っ子ゆうだいくんの話。
保育園に迎えに行くと、毎日「今日は外で遊びました」や「室内でおもちゃで遊びました」などと連絡事項が書かれている。それを見て家に帰って今日はなにして遊んだか誰と遊んだかを話したりもする。
今日は「外でお相撲ごっこをして遊びました」と書かれていた。なにそれ面白そう。
帰宅後、今日は外でお相撲したの?どんなことするの?と色々話そうとしていた。
「ゆうだいくんはおすもうやってない」
と言われ、まあ連絡事項なんて大まかなお知らせだし皆が皆同じことしてるわけじゃないよなあ。と私は思う。
そこでゆうだいくんは何をしていたかというと、「おにごっこ」と答える。ああよかった。皆の輪の中に入っていないからもしかしてゆうだいくん、僕は友達が少ないってやつになってるのだろうかとお母さんは心配したわけです。
が、問題はここからです。
「誰とおにごっこしたの?」
「ひとりで」
「えっ」
「ひとりで」
「えっ」
なんと彼はひとりでおにごっこをしていたというのです。おにごっこってひとりでできるものなの?誰を追いかけるの?見えないお友だちってやつ?
「ゆうだいくんがオニになって、ゆうだいくんを追いかけます。ゆうだいくんが捕まったら、ゆうだいくんがオニになって、ゆうだいくんを追いかけます」
なにそれ怖い。
なにそれ怖い。
お母さんは子供は子供らしく遊んでほしいよ…。一人っ子って一人で遊ぶのが得意だって言うけど、ここまでお一人様をきわめてるとお母さんは心配だよ。
「たぶん、お友だちとやった方が面白いから、明日からは誰か誘ってみたらいいのではないでしょうか」
「えー」
友達の話はよく聞くしいないわけではないと思うんだけど、こんな遊びしたって言われて誰と?って聞いたとき名前も知らない時がある。
浅く広くっていい関係なのかもしれないけど、子供ってそんなものなのかしら。
口を出したい気持ちを押さえてとりあえず見守ろうと心に決める私であった。
Facebook始めたら次の日には友達の友達も皆知ってた話
今までスマホに入っていただけで全く触っていなかったFacebookを始めた。
始めたら始めたで一日に何回も通知がくる。どこから知ったのかわからないが皆私がFacebookを始めたことを知っている。
皆が皆口を揃えて「生きてたんだ!」と言うのだが、死んだらそれはそれで連絡ぐらいはいくでしょうよ。
初日からクラスメートだった知り合いからたくさんの友達申請が届く。その友達の友達が知り合いかも?とFacebookの自分のページに表示される。
たしかに知り合いなのだ。
知り合いではあるのだ。同じクラスだったんだから。
だがしかし、友達ではないのだ。
私の友達の定義のなかに、“プライベートで会ったことがある”というものがある。
クラスメートの集まりに何かと理由をつけて行かない、そのあまりの出席率の低さから「幻のポケモン」「天然記念物」「つちのこ」などと呼ばれている事もあるほど私は飲み会などの行事に参加しないのだ。
そんな私が始めたFacebookに友達という言葉が当てはまるわけもなく。
知り合いは知り合いのままでいいのだ。
だが友達申請がくる。
ただクラスが一緒なだけ、職場が一緒だっただけ、それだけなのに申請がくる。
正直全然話したことがない人もいる。
相手のページを開いて見てみてもそこに添付されるプリクラのあまりの変貌に、結局誰だかなんの関係があった人なのか全くわからないままになっている。
そして友達申請を断って「こいつのことを友達だと思っていたのは自分だけだったのか」と思われるのもすごく気をつかうので断ることもできない。
友達申請、なんと恐ろしい罠よ。
高校時代の部活の顧問からも友達申請がきたが、学生時代の教師に向かって友達なんておこがましいこと甚だしい。
だがしかしそれを断ってみろ、あんなに色んなことを教わり学んだ師である人をぶったぎったことになる。
友達という表記をどうにかしてほしい。
あと部活の顧問やさまざまな方向の色んな知り合いからフォローされているせいで野暮なことが日記にかけなくなる。まるで監視だ。もう斎藤工ほんとにかっこいいから付き合いたいとかかけないと思うと後悔しか残らない。
人にみせて恥ずかしいことはするな、そう思うかもしれないが、みせても恥ずかしくない人間と、そうでない人間がいることを知ってもらいたい。
学生時代に行事かなにかで何回か話したことのある人間に今日のご飯はハンバーグですとかどうでもいいの境地すぎるし、それ以上に相手のそういった情報が私のページに表示されるのも正直うちは焼き魚でしたよという返事しかできない。
それこそイイネ!とスタンプを押すことしかできないのだ。
友達が友達の友達と一緒にいる写メとかも正直よくわからない。
となるとFacebookって結局何したらええのん?ってこと。
結局、友達の友達もみーんな友達一回しゃべったらもう皆仲間だよっていう友達スペースがものそい広い奴らが集うリアル出会い系サイトなのかなって結論に至ってる。
中学の同級生がみんなモデルみたいに可愛くなってるのには驚きすぎて天井が落ちてくることを切に願った。
Facebookやめようかなってもうはや挫折しかけてるわけだけど、消すのもまためんどくさくて。
自分ももう少し外に出てリア充して出直そう。そう思うしかなかったのであった。
わからないことの話
「聞きたいことがあるんだけど」
4才児には常に疑問が付きまとう。
あれはなに?これはなに?どうして?なんで?
出来るだけ答えてあげたい気持ちはあるがその質問の量が毎日多すぎるあまりに適当に答えてしまう。それがまた新たな疑問を生んでしまい泥沼にはまってしまう。
今日の質問はこうだ。
「テレビを見ながら寝たはずなのに、なぜか朝になると消えている。それはなぜか」
答えは簡単。節電のために私が消している。それだけだ。
節電とはなにか。それは電気の節約です。
節約とはなにか。お金がかからないようにすること。
なんでお金がかからないようにするのか。
もう許してくれよ。ゆうだいくんの頭のなかにある言葉だけで説明するのは骨がおれる作業だ。自分の語彙力の少なさも痛感する。
最近の面白かった質問の中に、留守電の“ただいま電話に出られません”と話す声の主は一体誰なのか。電話先の相手とどんな関係なのか。電話に出られませんなのに電話に出てしゃべっているのはなんで?という質問である。
留守番電話の説明があまりにめんどくさかった私は、電話先が私の父だったこともあり、「じーじの友達」と言ってしまった。
そうすると、じーじの友達の何て名前なのか、どんな人なのかを聞かれる。
名前はわからないけど、頭のいい人だよ(機械的で)
私はよく職場のおばさんからお菓子をもらうことがある。だが私の職場は一日に100人以上が勤務する会社。一人ひとりの名前なんて覚えられるはずもない。
そのお菓子を持ち帰ってはゆうだいくんにあげるのだが、「誰にもらったの?」と聞かれても名前がわからない。わからないから今度聞いておくわ、そう答えるしかない。
そういうとゆうだいくんはいつもこういうのだ。
「ままは名前がわからないお友だちがいっぱいいて大変だね」
なんか私が友達がいのない奴みたいじゃないか。
もう少し他人に興味を持とう。そんで人ともう少し関わっていこう。そう誓う母であった。
ゆうだいくんのわからないことはまだまだ続く。それに出来るだけ答えていくだけなのだ。自分で調べてくれるようになるその日まで。
私がポケモントレーナーだった時の話
ポケモン20周年おめでたいね
私がはじめてポケモントレーナーになったのは赤だったなあ。クリスマスにサンタさんがくれたの。あれからもうそんなにたつのか。
最初はどのポケモンが強いとかタイプも何がいいとか全くわからなかったから、マサラタウンの先の草むらで見つけたポッポをただひたすら育成してレベル100で四天王にチャレンジした記憶があるな。
そのあとだよね。小学生たちの中でレベル100にするバグ技とかが流行り出すの。私最初はそういうのほんといいから正当に育てたポケモンが一番強いから私ポッポ大事にしてるしって思ってたけどさ、ミュウが欲しい欲に負けたよね。もうね、それを知ってしまったらダメよね。
当時はさ、ゲームボーイからカラーになって「うわすっげ色ついてる!!!」ってなったじゃん。
ゲームボーイアドバンスとか出てさ、画面でけえすげえってなったじゃん。
私の中でものすごい革命が起きるんですよ。
ゲームボーイアドバンスSPですよ。
なんかさアドバンスにさ電池式でガチャって装着するやつだったじゃん最初。もう私当時から廃人だったから夜中にもゲームがしたかったわけ。でもさ電気消すともー見えないのね。しかもさ、部屋の電気の下でもくもくとやるとさ電気反射して画面全然見えなかったり寝転がってやると逆光で真っ暗だし。とにかく不便だったわけですよ。
そんなときにゲームボーイアドバンスSPですよ。
画面自体が光るんですよ。CMですごいやっててさ、あーもーこれ欲しいでもお小遣いじゃお金足りないし今のアドバンスがあるから親も買ってくれないし枕を涙で濡らした記憶があるよ。
今でこそ当たり前なことでもさ、昔の不便さから試行錯誤を繰り返して今のゲームがあるってことを忘れちゃいけないよね。
ポケモンもさ、最初は走れなかったんだよ。めっちゃヤキモキすんだよ。チャリ乗るのもいちいちどうぐ開いてさ一番上に持ってきてたじゃん。
だいじなもの入れるポケットとかなかったからそれだけで持ち物満タンになったりしてさ、地図とかもう要らねえと思ったらオーキドに怒られたりしてさ。
リアル指人形の話
たまにはなにか違う遊びでもしようと思って指に顔描いてあげたら
ゆうだいくん的には10本の指で一家族という計算になってしまう
お父さんお母さんお兄さんお姉さん赤ちゃん
これらの登場人物が一つの家族に二人ずつ存在する不思議
昼ドラ的展開が訪れるのかと期待していたのに
10人もの登場人物を一人で担えるはずもなく
結局ブログに書くほどでもない普通のほほえましい家族が完成した
最終的に足にも全て顔を描いて
人差し指だけ真っ黒に塗りつぶされていました
そのお母さん指はもしや私でしょうか